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【材料】日産自が反発、中期計画を背景とした収益力の高さ再評価

 日産自動車<7201>が反発。フランスのパリで発生した同時テロの影響を受けたものの前日の下げ幅は小幅にとどまり、きょうは為替の円安基調を味方にすかさず切り返す動き。16年3月期は営業利益段階で従来予想の6750億円を7300億円に大幅増額しており、その収益力の高さが際立つ。「中期経営計画では最終年度の17年3月期に売上高営業利益率8%、グローバルシェア8%を目指しており、これを改めて評価する動きが下値を支えている」(国内中堅証券)という。国内外の証券系調査機関の同社株に対する投資判断も概ね強気で、直近はJPモルガンやみずほ証がいずれも16日付で目標株価を引き上げる動きをみせ、買いの手掛かりとなっているもよう。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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