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【材料】電通が急落、第2四半期最終利益は24%増益も対通期進捗率4割

 電通<4324>はウリ気配スタートで一時490円安と売り込まれた。同社は11日取引終了後、15年12月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。収益は3739億4700万円(前年同期比13.6%増)、営業利益は438億2900万円(同11.8%増)、最終利益は260億5400万円(同23.8%増)だった。米国やアジア地域などを中心に広告事業が好調に推移し収益を押し上げた。国内では東京五輪関連のスポンサー収入なども業績に寄与した。複数の証券会社からも11日付で概ねポジティブな投資判断が示されている。しかし、最終利益は通期635億円予想に対し41%の進捗率にとどまり、前日まで6日続伸と水準を切り上げていたこともあって利益確定を急ぐ動きが想定外の下げにつながっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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