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【市況】【市場反応】米10月シカゴPMI/ミシガン大消費者信頼感指数確定値


 外為市場では予想を上回った米国のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)を受けていったんドル買いが優勢となったのの、その後発表された消費者信頼感指数が予想を下回ったためドル売りが再燃。ドル・円は120円68銭まで上昇後、120円41銭へ反落。ユーロ・ドルは1.1000ドルから1.1059ドルまで上昇し、28日来の高値を更新した。

米10月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は56.2と、市場予想の49.5を大幅に上回り、1月以来で最大となった。

その後発表された米10月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値は90.0と、上方修正予想に反して、速報値の92.1から下方修正された。9月の87.2からは上昇。連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ期待として注視している同指数の1年期待インフレ率は2.7%と、6月来の低水準。5?10年期待インフレ率は2.5%と、速報値の2.6%から下方修正され2002年9月以降13年ぶりの低水準。少なくとも1995年来の低水準に並んだ。

【経済指標】
・米・10月シカゴ購買部協会景気指数:56.2(予想:49.5、9月:48.7)
・米・10月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値:90.0(予想:92.5、速報値:92.1)

《KK》

 提供:フィスコ

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