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【通貨】NY為替:ドル・円は120円46銭、原油安を警戒したリスク回避で円買い優勢


 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円16銭まで下落後、120円48銭まで反発して120円46銭で引けた。米9月耐久財受注が2ヶ月連続で減少したことを嫌い、いったんドル売りに拍車がかかったのち、8月S&Pケース・シラー住宅価格指数が1年ぶりの大幅な伸びを示したためドル売りが後退。しかし、その後発表された米10月消費者信頼感指数が予想を下回り、ドル売りが再燃した。


 ユーロ・ドルは、1.1080ドルまで上昇後、1.1030ドルまで反落し、1.1044ドルで引けた。低調な米国経済指標でドル売りが一時優勢となったが、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が異例な緩和が当面継続するとの見解を示したため、ユーロ売りが再開した。ユーロ・円は、133円22銭から132円74銭まで下落。原油価格の続落を警戒したリスク回避の円買いが優勢となった。


 ポンド・ドルは、1.5356ドルから1.5283ドルまで下落。ドル・スイスは、0.9817フランへ下落後、0.9874フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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