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【市況】欧州大手証券の通信株見通し、バリュエーションネガティブが解消しなければ株価は上昇しづらい

 クレディ・スイス証券の通信セクターのリポートでは、「料金プランの多様化」、「端末代金と通信料金の透明化」、「MVNOの普及」の3テーマを軸とした総務省の有識者会議が始まったことを受け、「これは総務省と大手通信会社が10年来取り組んできた永遠のテーマで、4回の会合で解を見出せるほど容易なテーマではない」と指摘。
 当該会合の結論が大手通信事業の収益性を大幅に悪化させる可能性は低いと考えるものの、12月の最終会合までは腰を据えた買いは入りづらいとみて、海外の投資家を中心に、自由化された通信分野に官が言及することに違和感を覚える向きが多いように思うと解説。
 「バリュエーションネガティブが解消しなければ株価は上昇しづらい状況」と位置付けている。
《MK》

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