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【材料】アウトソーシング---コンビニ向けアウトソーシング事業を開始


アウトソーシング<2427>は1日、コンビニエンスストア向けアウトソーシング事業を新たに開始することを発表。

同社グループは、生産アウトソーシング事業を主力事業として展開している。現在当業界に対する人材ニーズは非常に旺盛で業績も好調だが、生産アウトソーシング事業はボラティリティが高いという特性があり、環境変化により大きく業績の影響を受けてしまう傾向がある。そのため、同社は中期経営計画に基づき、景気や環境変化の影響を受けにくい新たな事業への拡大に注力しており、業績の平準化を目指している。既に技術系アウトソーシング事業としてIT系、土木建築系の事業拡大を進展させ、景気に左右されない米軍基地向け人材サービスも開始している。

今回この戦略に基づき、コンビニエンスストア向けアウトソーシング事業に新たに乗り出す。コンビニ業界は大きなアウトソーシング市場であり、人材の効率的な配置が課題となっており、アウトソーシングのニーズは増加傾向にある。同社は、直営店とフランチャイズ店のすべての店舗に対応可能な人材派遣受注管理サービスと人材派遣サービスを展開していく。人材派遣受注管理サービスでは人材不足状況の管理に加えて、同社グループが同社グループ以外の人材派遣会社を含めた受発注業務を提供する。
2年後には同社グループの中枢を担う事業になると見込む。

《SF》

 提供:フィスコ

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