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【材料】東エレクなど半導体装置株の下げきつい、市況悪化で納期延期の可能性が指摘

 東京エレクトロン<8035>が6%近い下落で8月25日以来の5800円台に売られたほか、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置関連が軒並み大きく売り込まれる展開となっている。米国の8月の半導体製造装置BBレシオは1.06と7月の1.02から改善傾向を示しているが、中国景気減速に端を発した世界経済の今後に対する不透明感が、外国人を中心とした機関投資家のリスク回避の動きを誘発し関連銘柄への売りとなって表面化している。東海東京調査センターでは18日付けのレポートで「例年であれば出荷高が増加してBBレシオは低下する時期だが、半導体市況の悪化により、納期遅延、出荷延期が起きている可能性がある」との見解を示し、「半導体・半導体製造装置業界に対する弱気スタンスを継続する」としている。

東エレクの株価は10時21分現在5891円(▼340円)
アドバンテの株価は10時21分現在896円(▼41円)
スクリーンの株価は10時21分現在594円(▼34円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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