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【通貨】外為サマリー:1ドル120円中盤で推移、FOMCの結果に関心集中

 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=120円53銭前後と前日午後5時時点に比べ29銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=136円15銭前後と同71銭のユーロ高・円安で推移している。
 前日の欧州時間にスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、日本国債の格下げを「ダブルAマイナス」から「シングルAプラス」に1段階引き下げたことを発表したが、反応は限定的。市場の関心は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表に向かっている。FOMCでは、「利上げ見送り」との見方が増えているが、今回は見送られても年内の利上げはあるか、などが注視されておりイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言が注目されている。
 財務省が発表した8月の貿易統計(速報)は、貿易収支が5697億円の赤字となった。市場予想(5400億円前後の赤字)に比べやや赤字幅が拡大したが、反応は限られた。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1294ドル前後と前日に比べ 0.0030ドルのユーロ高・ドル安で推移している。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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