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2015年09月09日07時49分

【特集】大幸薬品 Research Memo(2):1Qの費用増加は想定どおり、予想をやや上回る着地となったもよう


■決算動向

(1) 2016年3月期の第1四半期決算

大幸薬品<4574>の8月12日に発表された2016年3月期の第1四半期決算は、売上高が前年同期比1.7%減の1,429百万円、営業利益が同63.7%減の150百万円、経常利益が同58.5%減の170百万円、四半期純利益が同81.4%減の50百万円となった。広告宣伝費や研究開発費などの増加は期初想定どおりであり、全体的な着地としては利益面で予想をやや上回る数値となったもようだ。

セグメント別の業績は、医薬品事業が売上高で前年同期比0.3%増の1,420百万円、営業利益で627百万円(前年同期は705百万円)、感染管理事業が売上高で同96.7%減の1百万円、営業損益で202百万円の赤字(前年同期は14百万円の赤字)である。

医薬品事業の海外売上高は、中国においてライセンス更新手続き中で前年同期比48.5%減の98百万円となった一方、香港では円安効果もあって同37.2%増の261百万円となった。海外全体では前年同期比10.4%減の420百万円である。それを補ったのが国内市場のシェア上昇であり、再び50%を上回ってきている。

感染管理事業は前年同期に返品調整引当戻入益を計上するなど反動もあるが、流通在庫が重荷となった面もある。ただし、返品も落ち着いてきている。

(執筆:フィスコアナリスト)

《SF》

 提供:フィスコ

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