市場ニュース

戻る
2015年09月03日16時40分

【特集】エイアンドティー Research Memo(6):5ヵ年の中期経営計画を策定中、持続可能な成長戦略を検討


■5ヶ年計画策定の進捗

エイアンドティー<6722>が創業以来38年にして初めて公にする予定の5ヶ年計画に関して、現状の進捗に触れておきたい。現在、経営陣ベースで何度も議論を重ね、新設した事業戦略本部での立案を進めている。しかし、これですぐに計画が出来上がるわけではない。経営陣の議論をもとに作成された“青写真”を元に現場ベースで議論、検討する。この課程を経た上で、同本部が計画の具体的な策定にかかる。2015年8月時点では、現場ベースでの議論、検討の入り口にある。そのため、計画の完成は少なくとも年明け以降になる見通しとなっている。

これは、社員にも検討してもらうことで、“絵に描いた餅”ではなく、着実に実行可能な計画にするためである。三坂社長は、中期経営計画はあくまで持続可能な成長を続けられるための最初の5年間の戦略という位置付けであり、すべての社員のコンセンサスを得た上での計画でなければ、実現可能性はないと考えている。

三坂社長は、極めて好調な決算を出した直後にも関わらず、焦ることなく、長期を見据えた経営を進める方針を堅持するとしている。投資家も同社に対しては、短期的な利益の追求ではなく、中・長期的な視点に立っての投資が求められよう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)

《HN》

 提供:フィスコ

【関連記事・情報】

日経平均