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【通貨】8月21日のNY為替概況


 21日のニューヨーク外為市場で ドル・円は、122円76銭から121円82銭まで下落した。マーキットが発表した米国の8月製造業PMI速報値が予想外に前月から悪化し、2013年10月以降ほぼ2年ぶりの低水準となったことを嫌気したドル売り、原油安、中国の低調な製造業指標を受けた世界経済鈍化懸念に伴うリスク回避の円買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1272ドルから1.1376ドルまで上昇して1.1355ドルで引けた。ユーロ圏8月消費者信頼感速報値の改善を受けたユーロ買い、米国債券利回り低下に伴うドル売りが加速。ユーロ・円は、138円20銭から138円89銭へ上昇した。

ポンド・ドルは、1.5658ドルまで下落後、1.5714ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9554フランから0.9464フランへ下落した。


[経済指標]・米・8月製造業PMI速報値:52.9(予想:53.8、7月:53.8)・ユーロ圏・8月消費者信頼感速報:?6.8(予想‐6.9、7月‐7.1)

《KY》

 提供:フィスコ

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