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【市況】模様眺めだが、一先ず今後の自律反発を意識した銘柄選別を/後場の投資戦略


日経平均 : 19612.93 (-420.59)
TOPIX  : 1584.01 (-39.87)

[後場の投資戦略]

 後場も不安定な相場展開になりそうだ。日銀のETF買入れや投資信託による買いが期待されるほか、売り方の買戻しなども意識されやすい。一方で、ギャップ・ダウンで始まった後にいったん戻す局面があった。そこからの下押しによって短期筋の資金回転が利きづらく、結局は模様眺めムードが強まる格好になりやすい。オーバーウィークのポジションも取りづらいと考えられ、短期的な需給に振らされる展開といったところか。
 もっとも、日経平均はボリンジャーバンドの-4σレベルまで下げている。7月のチャイナ・ショック時でも-4σであり、これ以上はイレギュラーであろう。バンドが拡大しているため、これに沿った調整が続く可能性はあるが、一先ず自律反発を意識した銘柄選別をしておきたいところである。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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