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【材料】スターバックスが決算受け時間外で11%の大幅安 既存店売上高が予想外の減収=米国株個別

(NY時間17:53)(日本時間06:53)時間外
スターバックス<SBUX> 78.48(-10.01 -11.31%)

 スターバックス<SBUX>が時間外で11%の大幅安。引け後に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想外の減収となったほか、1株利益も予想を下回った。全世界で既存店売上高が減収となり、特に中国は予想以上の減収となった。売上高も予想を下回っている。減収は2020年以来。

 半額セールや新しいラベンダー・ラテが、節約志向の強まる消費者を魅了するには十分ではなかった。ルゲリCFOはインタビューで「今回の決算は、1月の悪天候、世界中の消費者がより慎重になっている点、そして中東紛争を反映している」と語った。

 今回の結果は、同社が高い期待に追いつくのに苦労していることを浮き彫りにした。イスラエルとハマスの戦争に対するスタンスをめぐるボイコットや、6ドルのラテを敬遠する顧客層と同社は闘っている。就任して1年余りのナラシマンCEOの下、同社は少なくとも2度目標を引き下げたが、今回の決算は投資家がより大きな立て直しを要請する可能性が示唆されている。

(1-3月・第2四半期)
・既存店売上高:-4.0%(予想:+1.5%)
  北米:-3.0%(予想:+2.0%)
  米国:-3.0%(予想:+2.3%)  
  海外:-6.0%(予想:+1.4%)
   中国:-11%(予想:-1.6%)
・1株利益(調整後):0.68ドル(予想:0.80ドル)
・売上高:85.6億ドル(予想:91.3億ドル)
・営業利益率(調整後):12.8%(予想:14.5%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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