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【経済】米国債、逆イールドが今年中に解消するとの見方

*米国債利回り(NY時間12:20)(日本時間01:20)
米2年債  4.738(-0.050)
米10年債 4.368(-0.052)
米30年債 4.505(-0.045)
期待インフレ率  2.376(-0.015)
※期待インフレ率は10年債で算出
2-10年債利回り格差:-37(前営業日:-37)

 米国債のイールドカーブは過去最長の期間、反転したままだが、今年中にその逆イールドは解消する見込みだとの見方が出ている。FRBによる利下げによって短期ゾーンの利回りが低下し、ターム・プレミアムが復活。それによる長期利ゾーンの利回りが上昇することによって実現するはずだと主張している。

 粘り強いインフレ、底堅い経済成長、低失業率、大量の供給が米国債利回り、特にイールドカーブの中・長期ゾーンに上昇圧力をかけると見ており、次はイールドカーブのスティープ化と10債利回りの上昇の両方を予想しているという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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