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【市況】5日の米株式市場の概況、NYダウ307ドル高 雇用統計公表後に買い戻し

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 5日の米株式市場では、NYダウが前日比307.06ドル高の3万8904.04ドルと5日ぶりに反発した。3月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比30万3000人増となり、市場予想を上回った。一方、平均時給の伸びは市場予想と一致した。賃金の上昇によるインフレ圧力の高まりを警戒していた投資家には安心感をもたらし、主力株に買い戻しが入った。

 キャタピラー<CAT>やウォルト・ディズニー<DIS>、アメリカン・エキスプレス<AXP>が上昇し、ビザ<V>がしっかり。ウーバー<UBER>が堅調に推移した。半面、マクドナルド<MCD>やベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が冴えない展開となった。

 ナスダック総合株価指数は199.438ポイント高の1万6248.520と反発した。マイクロソフト<MSFT>やアマゾン<AMZN>、メタ・プラットフォームズ<META>が買われ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>とエヌビディア<NVDA>が水準を切り上げた。ウエスタン・デジタル<WDC>やネットフリックス<NFLX>、オリーズ・バーゲン・アウトレット・ホールディングス<OLLI>が高く、クリスピー・クリーム<DNUT>が急伸した。一方、テスラ<TSLA>が売られ、エンフェーズ・エナジー<ENPH>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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