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【材料】エネルギー株が健闘 原油相場が一時85ドル台に=米国株個別

(NY時間11:07)(日本時間00:07)
エクソンモービル<XOM> 118.62(+1.63 +1.39%)
シェブロン<CVX> 159.54(+0.46 +0.29%)
オキシデンタル<OXY> 67.10(+0.72 +1.08%)
マラソン・オイル<MRO> 28.61(+0.04 +0.14%)

NY原油先物5月限(WTI)
1バレル=84.84(+1.13 +1.35%)

 きょうの米株式市場は売りが強まり、ダウ平均も一時500ドル超下落する中で、エネルギー株が健闘している。原油相場が上昇しており、WTIが一時85ドル台まで上昇したことが材料視されている模様。OPECプラスの減産や地政学リスクによる供給不足に加え、米国や中国での需要回復の兆候などが背景にある。

 イスラエルがシリアの首都ダマスカスにあるイランの外交施設をミサイル攻撃したと、シリアとイランが主張していることを受けた中東の緊張の高まりが、相場を押し上げた。これまで戦争は限定的な状況が続き、市場も供給の混乱を懸念していなかったが、イランの関与によって、リスクが再度意識されている。

 一方、米国と中国の3月の製造業の景況感が拡大しており、成長回復が石油需要を増加させるとの期待も高まっているようだ。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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