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【市況】米下院がTikTok法案を可決 ただ、70%の確率で法案は停滞との見解も

 米下院は中国のバイトダンス社がTikTokを売却しない限り、同アプリでの配布やホスティングを禁止する法案を先ほど可決した。352対65での可決。

 法案は今後米上院に送られるが、アナリストからは、上院指導部が選挙の年にこの法案を優先させる兆候は見られないほか、上院のキャントウェル商業委員長の最近の発言は問題があるとしており、現時点では70%の確率で法案は停滞するとの見解も出ている。

 TikTokが米国で禁止された場合、アルファベット<GOOG>、メタ<META>、スナップ<SNAP>が競争上の利益を得るだろう。仮に今年の選挙で共和党が優勢になったとしても、TikTok禁止の2大ハードルは、同アプリの人気と、言論妨害の少ない選択肢よりも禁止を採用する法的リスクだという。

(NY時間11:04)(日本時間00:04)
アルファベットC<GOOG> 141.52(+1.90 +1.36%)
メタ<META> 495.82(-3.94 -0.79%)
スナップ<SNAP> 12.05(+0.28 +2.38%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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