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前週末20日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―


■レッグス <4286>  1,060円 (-90円、-7.8%)

 東証1部の下落率5位。レッグス <4286> が続伸で始まり、約4年5ヵ月ぶりの高値となる1180円まで上値を伸ばしたものの、その後は利益確定売りに押された。19日大引け後、18年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の2.1億円→4.2億円に2.0倍上方修正。増益率が11.7%増→2.3倍に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。OEM顧客向け商品企画は落ち込んだものの、日用品メーカー向けやカフェ物販が好調だったことが寄与。販管費の増加を吸収し、大幅増益を達成した。なお、通期の経常利益は従来予想の10億円(前期は9.2億円)を据え置いた。

■ショーケース <3909>  1,161円 (-66円、-5.4%)

 ショーケース・ティービー <3909> が大幅続落。19日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、売上高を25億円から22億円(前期比18.3%増)へ、純利益を3億円から2億2000万円(同18.3倍)へ下方修正した。なお、営業利益は5億円(同2.6倍)で据え置いた。同時に、連結子会社である株式会社アクルとgalaxyの連結範囲からの除外と、株式会社インクルーズの持ち分法適用関連会社への変更を発表しており、これにより売上高が前回予想を下回る見通し。また、第1四半期に発生した、一部のメディア事業の減損損失4400万円や、galaxyの株式取得時に発生したのれんの減損損失9000万円を特別損失として計上することも最終利益を押し下げるとしている。

■ソラスト <6197>  1,100円 (-41円、-3.6%)

 ソラスト <6197> が大幅続落。19日の取引終了後に発表した6月の介護サービス利用状況で、訪問介護サービス利用者数が7105人(前年同月比12.7%増)、デイサービス利用者数が7899人(同75.1%増)となり、順調な推移が確認できたものの、市場の反応は限定的のようだ。なお、入居率は、グループホームが98.7%(前年同月98.6%)、有料老人ホームが95.0%(同98.7%)、サービス付き高齢者向け住宅95.5%(同94.0%)となっている。

■シャープ <6753>  2,600円 (-64円、-2.4%)

 シャープ <6753> が反落。SMBC日興証券が19日付で、投資評価「3」を継続し、目標株価を2500円から1900円へ引き下げたことが弱材料視されたようだ。同社は6月5日に(1)A種株を1850億円で取得、(2)2000億円を上限に普通株発行、(3)C種株約3割を普通株へ転換、の3つを骨子とした「資本財務再構築プラン」を発表したが、6月29日に同プランの(1)と(2)を撤回するとした一方、(3)は予定通り7月23日に実施としており、1株あたり利益の希薄化リスクが高まっていると指摘している。

■コマツ <6301>  3,179円 (-67円、-2.1%)

  中国関連株が安い。コマツ <6301> や日立建機 <6305> のほか、ファナック <6954> やダイキン工業 <6367> 、津田駒工業 <6217> などが値を下げた。中国人民元の下落が警戒されている。人民元は、20日午後1時時点で1ドル=6.7920元前後と前日午後5時時点に比べ0.0340ドル程度のドル高・元安となり、約1年1ヵ月ぶりの元安水準に売られた。中国人民銀行(中央銀行)が人民元の売買基準値を大幅な元安水準に設定したことがきっかけとなった。この人民元下落を契機に、米中貿易摩擦の激化懸念が膨らんでおり、中国関連株には売りが先行した。

※20日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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