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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家わらしべ:アサカ理研はレアメタルリサイクル事業の収益化に期待


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年6月4日12時に執筆
フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。
私は「テンバガー(10倍株)」にもなりえる急成長企業の条件として「新規事業」への進出という部分が最も重要な要素と考えております。しかしながら、「新規事業」には「先行投資」が必須となり、「先行投資」の期間は一時的に費用負担増による減益を余儀なくされますから市場からの注目は低くなると思います。「先行投資」が「収益事業化」に転換する前段階はまだ株価への反映度は低めなので早めに注目しておきたいですね。

そこで、「新規事業の収益化」に注目出来る銘柄としてアサカ理研<5724>に注目してみたいと思います。
アサカ理研<5724>JASDAQスタンダード

【事業概要】

都市鉱山などからの貴金属リサイクル、光触媒、水処理事業を通じて、地球環境保全に貢献するエコビジネスを展開しています。

主たる事業は電子部品屑等から貴金属を回収する貴金属事業と、エッチング廃液を再生し、銅を回収する環境事業、子会社のアサカ弘運株式会社は、主に貴金属事業及び環境事業の運搬業務を行っています。

【レアメタルリサイクル実証事業は18.9月期から収益化へ】

同社は、福島県いわき市にあるいわき工場において、レアメタル含有スクラップからの有価物リサイクル実 証事業を実施しています。同事業は「平成28 年度地域復興実用化開発等促進事業」に採択されています。

H29年5月12日に発表された「H29,9月期第2四半期決算短信」によれば
「レアメタルリサイクル実証事業は今後も注力し、研究開発の成果による売上・利益への貢献は翌連結会計 年度以降を予定しております」とコメントされています。
※いよいよ「先行投資」から「収益事業化」への転換が期待されるところと思います。

【2014年は484円⇒8,940円に到達し株価は18倍化】

私は「テンバガー(10倍株)」を狙える銘柄の条件として「過去の高値」を重視しております。同社は2014年1月6日の「484円」⇒2014年11月21日には「8,940円」まで到達しており、「テンバガー(10倍株)」を大きく超えています。現在の株価「1,330円」は「8,940円」の6分の1以下、上値からの調整も進んでチャート的にも底入れからの切り返し局面と考えられ、「レアメタルリサイクル実証事業」の18.9月期からの収益化への期待を織り込む展開となることが期待されると思います。

株価1,330円(2017年6月4日終値)

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執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ

《SK》

 提供:フィスコ

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