インテリクス、非開示だった今期経常は2.4倍増益、未定だった配当は13円増配

堅調に推移し、当第３四半期までの販売件数は前年同期に比べて132件増の1,058件（前年同期比14.3％増）となりました。当第４四半期の販売が在庫減の影響を受けるものの、通期では前期に比べ3.7％増の1,386件を見込んでおります。　また、その他不動産事業においては、新型コロナウイルスの影響により、リノベーション内装事業の受注減や、ホテル等の宿泊事業の稼働率が低い状況で長く推移していることが、収益を押し下げる要因となりましたが、当第３四半期までは、リースバック物件を対象とした不動産信託受益権の譲渡や、不動産小口化商品「アセットシェアリング三軒茶屋」が完売となり収益に寄与しました。さらに当第４四半期において、東京都港区六本木の物件（３月売却済み）等その他不動産の売却により、通期での利益を大きく押し上げる見通しとなりました。　これらを踏まえ、2021年５月期通期の連結業績予想といたしましては、売上高は前期に比べ6.1％増の401億87百万円を見込み、また、営業利益は前期比87.0％増の20億73百万円、経常利益は前期比138.5％増の18億6百万円、及び親会社に帰属する当期純利益は前期比119.7％増の11億46百万円を見込んでおります。

　　当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つと考えており、将来の事業拡大のための財務体質の強化と内部留保の充実を図りつつ、積極的に株主に対する利益還元を行う業績連動型配当政策を導入しております。　2021年５月期期末の配当の予想につきましては、上記の配当方針及び今般の業績予想を踏まえ、１株当たり24円といたします。これにより、当期の年間配当予想は１株当たり35円となり、 配当性向は26.1％を見込んでおります。（注）本資料に記載しております予想数値は、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって上記予想数値と異なる可能性があります。