青山財産、今期経常を9％上方修正、配当も2円増額

0年２月６日に公表いたしました当初の予想数値と比較してそれぞれ19.8%増、21.8%増、29.5%増と上回る見込みとなります。　なお、売上高のうち、財産コンサルティング収益につきましては当初の予想を超える数値が見込まれるものの、不動産取引収益につきましては多くのお客様にお申込みをいただける「ADVANTAGE　CLUB」の組成目標が未達に終わることから、直近の予想数値を据え置くこととしました。（増益要因）１．昨年より都内の金融機関との連携を強化し、お客様数の増加に努めてまいりましたが第４四半期より、お客様の課題解決のプランニングの実行フェーズに入る事案が急増したためであります。尚、各金融機関と相続や事業承継に関して問題を抱えられているお客様像の擦り合わせが精緻化しつつあり、金融機関からご紹介いただくお客様に対して効率的なコンサルティングが行われる体制が構築出来つつあります。２．年度は様々な知名度向上施策を行ってまいりました。その結果、相続や事業承継に関して問題解決のために直接アプローチしてくださるお客様が増加しております。そのようなお客様の事案は緊急性が高く、現状分析から提案・プランニング・実行までの期間を極めて短い時間で対応する必要があり、年度末にかけて多数の成約が見込まれることになったためであります。３．法人のお客様に高いニーズのある船舶オペレーティングリースについて第４四半期に組成いたしました。当該商品については予想を超えるお申込みをいただき、販売計画を大幅に短縮するペースで商品を完売することができたためであります。

　　当社は継続的に企業価値を向上させ増配をしていくことが株主の皆様の期待に応えることであると認識しております。配当政策につきましては、中期経営計画にて発表させていただきました通り、安定的・継続的に配当性向50％を目指していくことを目標と考えております。なお、配当額の決定については重点分野または成長分野への投資、内部留保による財務体質強化も併せて行っていく必要があり、それらの要素も勘案しております。　期末予想配当につきましては、今回の業績予想の修正に伴い、親会社株主に帰属する当期純利益が1,070百万円から1,140百万円に増加する見込みであり、従来予想の１株当たり23円から２円増配し、１株当たり25円といたします。　これにより、１株当たりの年間配当金は従来予想の37円から39円となります。また、前期実績と比較して９円の増配となります。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。