日経平均 15:30	米ドル円 06:59	ＮＹダウ終値	上海総合終値
38,283.85	+257.68	154.77	+0.23	44,296.51	+426.16	3,267.19	-103.21
0.68%	0.15%	0.97%	-3.06%

2018年01月15日15時00分

黒谷、上期経常を一転1％増益に上方修正、通期も増額

3168 黒谷【連結】決算短信PDF

　黒谷 <3168> [東証２] が1月15日大引け後(15:00)に決算を発表。18年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比28倍の6.7億円に急拡大した。
　併せて、9-2月期(上期)の同利益を従来予想の6.1億円→9.6億円(前年同期は9.5億円)に55.9％上方修正し、一転して0.6％増益見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の11.6億円→15.1億円(前期は16.7億円)に29.8％上方修正し、減益率が30.5％減→9.8％減に縮小する見通しとなった。

　同時に、2月28日割当の1→2の株式分割に伴い、年間配当を従来計画の30円→22.5円(前期は15円)に修正したが、実質配当は変わらない。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.3％→4.8％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第１四半期連結累計期間につきましては、懸念していた地政学リスクや米欧の政局不安などの不安定要因が現実化せず、米国経済は好調、欧州経済も景気が回復基調となり、我が国経済も順調に推移したことから先進国経済は良好に推移いたしました。また、中国経済も不動産関連での規制強化の動きから一時的に減速感はみられたものの、新興国経済全体では、先進国経済に引っ張られる形で»続く

底堅く推移したことから世界経済全体では、順調な動きとなりました。　このような良好な外部環境から、当社の主力取扱商品価格に影響を及ぼす銅価格を中心とした非鉄金属価格や為替相場が想定以上に高く推移したことで、販売数量は計画比微増であったものの好調な結果となりました。　第２四半期以降につきましては、非鉄金属価格が一昨年以来大幅上昇していることによるスクラップの価格面での優位性の低下や第１四半期では表面化しなかった不安定要因も潜在的には継続する一方、引き続き世界経済全体は良好に推移すると思われることから、１月以降のロンドン金属取引所銅Ｃａｓｈ価格を第１四半期比1.0％プラスの6,800ドル、ドル／円為替レートを同2.0％円高の110円と計画したことで、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益とも前回発表予想を上回る見込みであります。また、通期連携津業績予想につきましても同様に、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益とも上方修正いたします。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

　　当期の利益配当金につきましては、今回の株式分割を実施することに伴い、平成29年10月13日に公表いたしました平成30年８月期の期末配当予想額を修正いたします。　なお、今回の配当予想修正は、株式分割による発行済株式総数の増加に伴う１株当たりの配当予想の修正であるため、平成29年10月13日に公表いたしました１株当たりの期末配当予想15円に、実質的な変更はございません。

第１四半期累計決算【実績】

決算期	売上高	営業益	経常益	最終益	修正1株益	対上期進捗率	発表日
15.09-11	10,366	-77	-67	-53	-3.7	－	16/01/13
16.09-11	10,982	361	24	12	0.9	2.5	17/01/13
17.09-11	14,332	682	678	422	29.5	70.5	18/01/15
前年同期比	+30.5	+88.9	28倍	35倍	33倍		(%)

※単位：売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。修正1株益、修正1株配は「円」。率は「％」

業績予想の修正

今上期【修正】

決算期	売上高	営業益	経常益	最終益	修正 1株益	修正 1株配	発表日
旧 17.09-02	24,908	640	617	407	28.39	7.5	17/10/13
新 17.09-02	27,172	983	962	603	42.06	7.5	18/01/15
修正率	+9.1	+53.6	+55.9	+48.2	+48.2		(%)

今期【修正】

決算期	売上高	営業益	経常益	最終益	修正 1株益	修正 1株配	発表日
旧 2018.08	51,996	1,211	1,166	744	51.89	15	17/10/13
新 2018.08	54,034	1,575	1,513	955	66.61	15	18/01/15
修正率	+3.9	+30.1	+29.8	+28.4	+28.4		(%)

※単位：売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。修正1株益、修正1株配は「円」。率は「％」
※最新予想と従来予想との比較

今期の業績予想

上期業績

決算期	売上高	営業益	経常益	最終益	修正 1株益	修正 1株配	発表日
16.09-02	25,389	1,361	956	572	39.9	2.5	17/04/14
予 17.09-02	27,172	983	962	603	42.1	7.5	18/01/15
前年同期比	+7.0	-27.8	+0.6	+5.4	+5.4		(%)

今期【予想】

決算期	売上高	営業益	経常益	最終益	修正 1株益	修正 1株配	発表日
2016.08	42,955	-592	-458	-389	-27.2	5	16/10/07
2017.08	52,868	2,099	1,678	1,037	72.3	7.5	17/10/13
予 2018.08	54,034	1,575	1,513	955	66.6	15	18/01/15
前期比	+2.2	-25.0	-9.8	-7.9	-7.9		(%)

※最新予想と前期実績との比較。予想欄「－」は会社側が未発表。

３ヵ月業績の推移【実績】

決算期	売上高	営業益	経常益	最終益	修正1株益	売上営業損益率	発表日
16.09-11	10,982	361	24	12	0.9	3.3	17/01/13
16.12-02	14,407	1,000	932	560	39.1	6.9	17/04/14
17.03-05	13,890	319	327	194	13.6	2.3	17/07/14
17.06-08	13,589	419	395	271	18.9	3.1	17/10/13
17.09-11	14,332	682	678	422	29.5	4.8	18/01/15
前年同期比	+30.5	+88.9	28倍	35倍	33倍		(%)

※上記の業績表について

・「連」：日本会計基準［連結決算］、「単」：日本会計基準［非連結決算(単独決算)］、「U」：米国会計基準、「I」：国際会計基準(IFRS)、「予」：予想業績、「旧」：修正前の予想業績、「新」：修正後の予想業績、「実」：実績業績、「変」：決算期変更
・［連結／非連結］決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
・決算期表記後の「*」は上場前の決算を示し、2018年以前に新規上場した銘柄では1株あたりの項目は株式分割などによる換算修正は行っていません。
・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「－」で表記しています。
・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。

【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。

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