【特集】＜みんかぶ・個人投資家の予想から＞＝「売り予想数上昇」３位にプロパティＡ

　「みんなの株式」が集計する「個人投資家の予想（最新４８時間）」の２４日午前１０時現在で、プロパティエージェント <3464>が「売り予想数上昇」で３位となっている。

　資産運用型不動産の開発、販売と不動産管理を手掛けるプロパティＡは、きょうの東京株式市場で６日ぶりに急反落。東証が２３日、プロパティＡ株を２４日から信用取引の日々公表銘柄に指定すると発表した。前日までの短期急騰に対する反動に加え、信用取引の規制強化に伴って売買の自由度が制限されるとの見方から、きょうは売りが優勢となっている。

　プロパティＡは１３日、不動産・住宅関連会社向けに案件情報提供サービスを展開するシースタイル（東京都中央区）と、売却査定サービスで業務提携することで合意したと発表。これを好感して短期間に株価が急騰した。

　また、１２日の取引終了後に発表した１７年３月期の単独業績予想で、売上高１２５億７０００万円（前期比３３．１％増）、営業利益９億６４００万円（同８．８％増）、純利益４億６５００万円（同８．０％増）と増収増益を見込んでいることも買い安心感につながったようだ。

　同社の株価は１２日終値で１９６１円だったものが、２３日には一時３９５０円まで買い進まれる場面もあり、２倍の急騰をみせていた。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）