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2015年12月21日15時33分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):メッセージ、ペプドリ、FPG、凸版

■メッセージ <2400>  3,355円  +501 円 (+17.6%) ストップ高   本日終値
 18日、メッセージ <2400> [JQ]が、損保JPNK <8630> が同社に対してTOB(株式公開買い付け)を2回に分けて実施し、連結子会社化を目指すと発表したことが買い材料。1回目のTOB価格は18日終値を12%下回る2500円で、橋本俊明会長ら創業家が持つ34.69%を取得。実施期間は12月21日から16年1月25日まで。その後2回目のTOB価格は、一般株主向けに3500円を予定している。

■ペプチドリーム <4587>  3,595円  +350 円 (+10.8%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 ペプチドリーム<4587>が後場急伸。同社はこの日、正午にスイス・ロシュグループの米国ジェネンテック社と複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬研究開発を共同で実施することを目的として、ジェネンテック社およびロシュ社との三者間で創薬共同研究開発契約を締結することを発表した。今回の共同研究開発契約はジェネンテック社が開発を目指す創薬ターゲット(ターゲットは未公開)に対して、同社独自の創薬開発プラットフォームシステムであるPDPS (Peptide Discovery Platform System)を用いて特殊環状ペプチドを創製し、ジェネンテック社において特殊ペプチドに係る臨床開発を目指す内容となっている。ロシュグループが将来的にPDPSの非独占的ライセンス許諾を同社から受ける権利も規定している。今回の契約の締結に伴い同社はジェネンテック社から契約一時金および研究開発支援金を受領。また、今後ジェネンテック社における非臨床および臨床試験の進捗状況に合わせて目標達成報奨金(マイルストーンフィー)や、製品化後には純売上金額に対するロイヤルティーが同社に支払われることになる。

■FPG <7148>  902円  +40 円 (+4.6%)  本日終値
 FPG<7148>が全般悪地合いの間隙を縫って反発。同社は投資家から資金を集め、リース案件を組成(オペレーティング・リース)するというユニークな業態だが、業績はニッチ商品に対する顧客ニーズを取り込んでおり、15年9月期に営業利益を3倍化させたのに続き今16年9月期も2ケタ増益を見込むなど高成長路線を走る。東海東京調査センターが18日付で同社のレーティングを「アウトパフォーム」継続(目標株価は1410円)とし、これを受けて買いが優勢となった。同調査センターでは16年9月期営業利益を会社側の110億9000万円を上回る121億2700万円(前期比20.3%増)を予想している。

■凸版印刷 <7911>  1,108円  +44 円 (+4.1%)  本日終値
 凸版印刷<7911>が反発。野村証券では、中期経営計画で目標とする18年3月期の営業利益700億円が視野に入ってきたと指摘。工場新設のバリアフィルムや競争力のある情報系事業が成長を牽引しているとの見方で、16年3月期末予想BPS1469円までの株価回復もあり得ると解説。レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価を1030円から1400円に引き上げている。

■エイチ・アイ・エス <9603>  3,865円  +135 円 (+3.6%)  本日終値
 18日、HIS <9603> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.08%にあたる200万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は12月21日から16年4月28日まで。

■アニコムHD <8715>  2,947円  +100 円 (+3.5%)  本日終値
 アニコムホールディングス<8715>が大幅高。同社はきょう、富士フイルムホールディングス<4901>と動物の先端医療分野で業務提携したと発表。来春に合弁会社を設立するとしており、これが買い手掛かりとなっているようだ。新会社は、動物の先端医療において再生医療を中心とした革新的かつ高度な先端医療技術およびサービスを開発し、動物病院などに提供する。再生医療用材料および画像診断システムなどの医療機器は富士フイルムが、電子カルテシステムは同社が提供。また、同社は医療費負担軽減と先端医療普及に向けてペット保険の開発も行うとしている。

■アイスタイル <3660>  2,307円  +57 円 (+2.5%)  本日終値
 アイスタイル<3660>が3日続伸。株式分割考慮で連日の上場来高値を更新となっている。若年層の女性向けに化粧品の口コミサイトを運営。広告収益が大きく伸びているほか、小売事業も会社想定を上回る。また、アジア圏でのマーケティングにも展開し需要の裾野を広げている。16年6月期第1四半期(15年7~9月)連結営業利益は4億9800万円(前年同期比2.7倍)と急拡大し、市場の注目を集めた。通期計画11億5000万円に対し43%強の高進捗率をみせている。

■住友電気工業 <5802>  1,697.5円  +30.5 円 (+1.8%)  本日終値
 住友電気工業<5802>が反発。クレディ・スイス証券は、同社についてリポートをリリース。業績予想を下方修正しているものの、目標株価は2000円から2200円に引き上げている。中国、日本など今上期に低迷していた自動車市場が回復に転じており、業績モメンタムは向上しているとの見方で、投資評価は「アウトパフォーム」を継続している。

■ハイデイ日高 <7611>  3,425円  +60 円 (+1.8%)  本日終値
 ハイデイ日高<7611>が反発。首都圏を地盤として駅前や繁華街を中心に「中華食堂日高屋」を展開するが、低価格路線で顧客ニーズをとらえているほか、帰宅帰りのサラリーマンの「ちょい飲み」需要をとらえて業績は好調だ。順調な伸びを続ける月次売上高にも反映されている。19日付の日本経済新聞が「(同社の)2015年3~11月期は単独営業利益が35億円強と前年同期比1割増え、9カ月間の最高を更新したもようだ」と報じており、これが買いを後押しした。

■スルガ銀行 <8358>  2,410円  +40 円 (+1.7%)  本日終値
 18日、スルガ銀 <8358> が発行済み株式数の10.07%にあたる2600万株の自社株を消却すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は12月29日。

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