高血圧治療薬関連が株式テーマの銘柄一覧
高血圧治療薬(降圧剤)は血圧を低下させるための治療薬。安静にした状態でも血圧が慢性的に正常値より高い状態を高血圧といい、自覚症状はないが動脈硬化が進み、脳卒中や腎不全などを引き起こす。塩分の摂取過多や喫煙、肥満、ストレスなどが高血圧の原因となり、日本では成人の約30%が高血圧とされる。高血圧は食事療法など生活改善による治療がまず採られるが、それでも改善がみられない場合などは降圧剤などの投薬による治療が図られる。
高血圧患者の多さは高血圧治療薬市場の規模の大きさにつながっており、富士経済の調べによると2013年の市場規模は8465億円となっている。ただ、薬価改定やジェネリック医薬品の浸透により、市場規模は頭打ちになっているといい、先行きの見通しは明るくない。関連銘柄のうち、業績の伸長が期待されるとすれば、ジェネリック医薬品を主力とする企業となることが予想される。
※市場略称:「東P」:東証プライム、「東S」:東証スタンダード、「東G」:東証グロース、「東E」:東証ETF、「東EN」:東証ETN、「東R」:東証REIT、「東IF」:東証インフラファンド、「名P」:名証プレミア、「名M」:名証メイン、「名N」:名証ネクスト、「名E」:名証ETF、「札A」:札証アンビシャス、「福Q」:福証Q-Board
※名証の「プレミア」はプライム、「メイン」はスタンダード、「ネクスト」はグロースの各市場に含めて掲載しています。
※札証と福証はスタンダード、札証アンビシャスと福証Q-Boardはグロースの各市場に含めて掲載しています。
※現値ストップ高は「S」、現値ストップ安は「S」、特別買い気配は「ケ」、特別売り気配は「ケ」を表記。
※PER欄において、黒色「-」は今期予想の最終利益が非開示、赤色「-」は今期予想が最終赤字もしくは損益トントンであることを示しています。