IoT(モノのインターネット)関連が株式テーマの銘柄一覧
「IoT」はInternet of Thingsの略称。「モノのインターネット」と訳され、あらゆるモノがインターネットに接続されることを意味する。「IoT関連銘柄」は「IoT」事業により利益を生み出す、または利益成長を遂げると期待されている銘柄群を指す。
「IoT」は具体的にはパソコンやスマートフォンなど従来からインターネットに接続されていた情報端末だけでなく、各種センサーや家電、自動車、建設機器、産業機器などあらゆる「モノ」がインターネットに接続され情報を送受信する仕組みを指す。これにより、インターネットに接続された機器の状態をリアルタイムで受け取ることができるようになり、データ化や自動化などが実現され、新たな付加価値が生み出されている。
「IoT」は上述のように「あらゆるモノ」がインターネットに繋がり、そこからより高度な価値を生み出すことを指すため、IoTに関連する銘柄の裾野は極めて広い。株式市場で「IoT銘柄」として位置づけられ、そのことが株価の上昇につながるかどうかは投資家の持つイメージに左右される部分も大きくなると予想される。「IoT」という言葉が普及する前から、この仕組みを事業に取り入れ収益化に成功していた企業は少なからず存在するが、そうした企業が必ずしも「IoT関連株」として買われるわけではない。株式市場は未来を映す鏡でもあるため、「IoT」を利用することで、これから成長する企業により大きな期待が集まるとみられる。
日本では2015年に経済産業省と総務省が産学官でIoTの利活用促進を図る民主導の組織「IoT推進コンソーシアム」を設立。技術開発や標準化、各種プロジェクトの創出を図っている。
※市場略称:「東P」:東証プライム、「東S」:東証スタンダード、「東G」:東証グロース、「東E」:東証ETF、「東EN」:東証ETN、「東R」:東証REIT、「東IF」:東証インフラファンド、「名P」:名証プレミア、「名M」:名証メイン、「名N」:名証ネクスト、「名E」:名証ETF、「札A」:札証アンビシャス、「福Q」:福証Q-Board
※名証の「プレミア」はプライム、「メイン」はスタンダード、「ネクスト」はグロースの各市場に含めて掲載しています。
※札証と福証はスタンダード、札証アンビシャスと福証Q-Boardはグロースの各市場に含めて掲載しています。
※現値ストップ高は「S」、現値ストップ安は「S」、特別買い気配は「ケ」、特別売り気配は「ケ」を表記。
※PER欄において、黒色「-」は今期予想の最終利益が非開示、赤色「-」は今期予想が最終赤字もしくは損益トントンであることを示しています。