本欄では、直近に発表された中間期(第2四半期累計)決算で、経常利益が会社側の通期計画に対してどこまで進んだかを示す「対通期進捗率」に注目しました。対通期進捗率が高いほど、通期計画が上方修正される可能性が高くなります。
さらに、対通期進捗率の過去5年平均を併記することで、季節により収益に偏りがある飲料メーカーや公共投資関連企業に対しても上方修正の可能性を探れるようにしました。対通期進捗率が高く、その進捗率が5年平均より高ければ、上方修正の可能性がさらに高いことを示します。
(2024年6月21日18時までの決算発表分)
コード | 銘柄名 | 市場 | 時価総額 | 株価 | 対通期 進捗率 |
5年平均 進捗率 |
決算期間 | PER | PBR | 流動性 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2375 | ギグワークス | 東S | 122 | 555 | 90 | 55.4 | 23.11-24. 4 | 129 | 3.40 | 高い | |
5129 | FIXER | 東G | 200 | 1,353 | 82.7 | 73.0 | 23. 9-24. 2 | 51.8 | 3.31 | やや高 | |
7030 | スプリックス | 東S | 139 | 780 | 96.9 | 55.2 | 23.10-24. 3 | 30.2 | 1.37 | 中位 |