貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9984 ソフトバンクグループ

東証P
7,793円
前日比
+4
+0.05%
PTS
7,740円
23:57 05/02
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.17 0.56 4.33
時価総額 114,557億円
比較される銘柄
KDDI, 
ラインヤフー, 
NTT
決算発表予定日

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今週のマーケット展望「2万3000円の大台固めの動き」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(高井ひろえ)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「マネックス証券の気になるレポート」です。今週は、 ソフトバンクGやトヨタなど主要銘柄の決算発表があります。引き続き、注目していきましょう。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、11月5日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

まず広木さんは、『先週金曜日発表の雇用統計を好感して米国株市場は大幅高。S&P500やナスダック総合指数などは最高値を更新、ダウ平均も3ヶ月ぶりの高値となった』と伝えています。『3連休明けの東京も買い先行で始まるだろう』との見解で、『11月の3連休明けは高いというアノマリーがあるが、今年もこのアノマリー通りになりそうだ』と分析しています。実際に、本日の日経平均株価は買い先行でスタートしています。

ただし、『米株は高いがドル円があまり上昇していない』と指摘し、『雇用統計と同じ先週金曜日に発表された10月のISM製造業景況指数は、米中通商協議で一部合意に至ったことなどもあり前月から改善するとの見方があった。確かに9月からは持ち直したものの、市場予想に届かず回復力が鈍い印象だ』と考察しています。

こうしたことから、日本株についても『積極的に上値を追う動きは限られるだろう』と示唆しています。

続けて、『今週は決算発表も後半戦に入る』ことに言及し、『6日のソフトバンクG<9984>、7日のトヨタ自動車<7203>、8日のホンダ<7267>などが注目か』と伝えています。経済指標では、『日本で8日に9月景気動向指数、5日に米国の10月ISM非製造業景況指数、8日に中国10月貿易収支が発表される』とのことです。

また、4-9月期決算の集計について、『TOPIX採用銘柄を対象に集中発表日だった10月31日発表分までの4-9月期決算を集計すると、四半期実績の前年同期比は売上高0.68%、営業利益▲3.79%、経常利益▲6.05%、当期利益3.12%(Quick調べ)。四半期累計実績の対通期会社予想(業績進捗率)は売上高47.97%、営業利益50.28%、経常利益50.81%、当期利益52.59%』と伝えており、『進捗率でみれば半分達成している。もともと会社予想が慎重だったからだ。よって通期の下振れ懸念は少ないと言える』と考察しています。

今週については、『決算発表を個別に吟味しながら良好な外部環境を受けて2万3000円の大台に乗せて、その水準を固められるかが焦点となる』と分析しています。

最後に、今週の予想レンジについて『2万2800~2万3300円とする』とまとめています。

参考にしてみてくださいね。

高井ひろえの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ

《HH》

 提供:フィスコ

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