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2016年06月27日17時41分

ミロク情報 Research Memo(1):中小企業の事業承継・再生支援サービスやフィンテック分野に事業領域を拡大中


ミロク情報サービス<9928>は、会計事務所及び中堅・中小企業向けに、財務会計・税務システムを中心とするERP(統合業務管理)システムを開発・販売する業界大手。中小企業の事業承継・再生支援サービスやフィンテック分野に事業領域を拡大中。

2016年3月期(2015年4月?2016年3月)の連結業績は、売上高が前期比5.6%増の23,636百万円、経常利益が同18.6%増の3,068百万円となり、過去最高業績を更新した。2015年9月に発売したマイナンバー関連製品が会計事務所や一般企業向けに伸びたほか、新規顧客の開拓により利益率の高いサービス収入が順調に増加したことが増収増益要因となった。経営指標として重視しているシステム導入契約売上高の受注残も5.32ヶ月と、前年期末比で1.12ヶ月積み上がり堅調に推移した。

2017年3月期の売上高は前期比10.0%増の26,000百万円、経常利益は同30.4%増の4,000百万円と増収増益が続く見通し。前期に受注した一般企業向けERPシステムが伸びるほか、サービス収入も引き続き拡大する。また、ビジネス情報サイト「bizocean(ビズオーシャン)」の媒体価値が上昇しており、広告収入が急伸することも寄与する。「bizocean」については今後、東南アジアやインドへの展開も考えている。

また、今期は新たなサービスとして、中小企業向けBtoBクラウドプラットフォーム「bizsky(ビズスカイ)」上でフィンテック分野のクラウドサービスを複数投入していく予定となっている。第1弾として「楽(らく)たす振込」の提供を開始する。中小企業における請求書受領に伴う振込・支払業務の代行サービスとなり、業務の効率化及びコスト削減に寄与する。初年度で8,000社の利用を目標とし、将来的には企業の資金調達など融資仲介サービスなどへも展開していく予定となっている。既存事業の成長に加えて、こうしたフィンテック分野の新規サービスや中小企業の事業承継・再生支援サービスを拡大していくことで、2021年3月期に売上高500億円、経常利益率30%を目指していく。

■Check Point
・アフターサービスによるストック型ビジネスの強化を図る
・財務体質は、ここ数年の収益拡大とともに大幅に改善
・17/3期は6期連続の増収増益と過去最高業績の更新を見込む

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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