貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9468 KADOKAWA

東証P
2,807.0円
前日比
-50.5
-1.77%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
50.9 2.02 1.07 2.39
時価総額 3,980億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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<動意株・11日>(大引け)=アステリア、QDレーザ、タキヒヨーなど

 アステリア<3853>=後場上げ幅拡大。午前11時30分ごろ、企業データ連携(EAI/ESB)製品「ASTERIA Warp」(以下「Warp」)が、日本郵船<9101>に採用されたと発表しており、好材料視されている。「Warp」は、EAI/ESB製品の国内市場で16年連続シェアトップを誇る。今回の採用は、100種類以上のサービスとの連携に対応する多彩なアダプターが、各種クラウドサービスや基幹システムとの連携に加えさまざまなデータの統合を実現することや、システム連携に必要なファイルフォーマットやコード変換などのデータ加工にも柔軟に対応できることが評価されたという。

 QDレーザ<6613>=上昇加速で3連騰。連日の年初来高値更新で21年11月以来約1年8カ月ぶりとなる1000円大台復帰を視界に入れている。半導体レーザソリューション事業を展開し、量子ドットレーザーではニッチトップ銘柄としての存在感を示す。視覚に障害がある人を対象とした網膜走査型レーザアイウェアなども育成中。網膜投影機器の販売ではソニーグループ<6758>と連携している。業績は先行投資負担で赤字が続いているが、将来的な成長期待は強い。信用買い残は高水準だが、貸株調達による機関投資家の空売りも積み上がっており、足もとではこの買い戻しも株価上昇を助長しているもようだ。

 タキヒヨー<9982>=黒字浮上で大幅高。同社は10日取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業損益は4億1500万円の黒字(前年同期は8700万円の赤字)となり、通期計画の4億円を超過したことが好感されているようだ。売上高は前年同期比0.1%減の146億6000万円で着地。採算性の低い受注を抑制する一方、付加価値を高めつつ適正な利益を確保する営業スタンスの徹底に努めた。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

 ニッポン高度紙工業<3891>=物色人気化。3月7日につけた年初来高値2088円をクリアし約4カ月ぶりに新値街道に突入している。電気絶縁用セパレーターの専業メーカーで、アルミ電解コンデンサー用セパレーターでは国内で9割以上、グローバルベースでも約6割という断トツのシェアを誇る。電気自動車(EV)市場の拡大で、リチウムイオン電池向け需要が旺盛なほか、高性能な不織布の電池用セパレーターをEV向けに開発しており、今後の活躍に期待がかかる。

 ザッパラス<3770>=ストップ高。11日、KADOKAWA<9468>との業務提携の検討に関する基本合意書を締結したと発表し、材料視されたようだ。占いカテゴリーにおける両社の既存事業の強化・拡大に向け、ザッパラスが占い師を紹介し、カドカワは書籍などの出版に協力する。ザッパラスはカドカワで書籍を出版した占い師に関するデジタルコンテンツの企画、制作、運営などを展開する。更に、カドカワ子会社のドワンゴが運営する動画配信サービス「ニコニコチャンネル」において、占いカテゴリーの強化も図る。

 ジャパニアス<9558>=ストップ高で戻り足鮮明。25日移動平均線とのマイナスカイ離解消に向け上値指向を強めている。AI・IoT分野やクラウドサービスを軸とした先端エンジニアリング事業を展開、IT人材の派遣が収益の主力を担っている。業績はシステムインテグレーション業界や自動車業界の旺盛なIT人材需要を背景に商機を捉えている。同社が10日取引終了後に発表した、23年11月期第2四半期(22年12月~23年5月)決算は、営業利益が前年同期比56%増の3億9000万円と大幅な伸びを達成、これを評価する買いが流入している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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