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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9468 KADOKAWA

東証P
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カドカワ---19年3月期通期は増収、出版、映像・ゲーム事業が好調


カドカワ<9468>は14日、2019年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比0.9%増の2,086.05億円、営業利益が同13.9%減の27.07億円、経常利益が同13.2%増の42.05億円、親会社株主に帰属する当期純損失が40.85億円(前期は10.38億円の利益)となった。

出版事業の売上高は前期比2.9%増の1、159.58億円、セグメント利益(営業利益)は同20.9%増の72.53億円となった。電子書籍・電子雑誌では、異世界系作品が引き続き好調なうえ、キャンペーンの実施等で好調に推移した。書籍では、コミックの大型作品やシリーズ物が好調に推移した。

映像・ゲーム事業の売上高は前期比1.8%増の482.95億円、セグメント利益(営業利益)は同36.3%増の39.19億円となった。映像では、アニメの配信収入や商品化許諾、海外ライセンス販売が収益に貢献した。ゲームでは、パッケージ販売や海外ロイヤリティ収入が収益に貢献した。一方、ドワンゴが2018年11月に提供開始した位置情報ゲームアプリ「テクテクテクテク」は、収益貢献が期待値を大幅に下回ったことから、アプリ開発費を一括費用化した(2019年6月末でサービスを終了)。

Webサービス事業の売上高は前期比10.9%減の258.48億円、セグメント損失(営業損失)は25.76億円(前期は10.67億円の損失)となった。niconicoの有料会員数、「dwango.jp」等モバイル会員数の減少や、事業見直し・事業撤退にかかる費用を計上したことが減益要因となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.0%増の2,170.00億円、営業利益が同99.4%増の54.00億円、経常利益が同47.4%増の62.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が38.00億円と見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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