ANAは堅調、第1四半期営業利益は16%減も織り込み済み
ANAホールディングス<9202>は堅調。同社が3日取引終了後に発表した17年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は売上高が4044億2500万円(前年同期比2.3%減)、営業利益は141億3200万円(同15.6%減)、最終利益は66億4600万円(同20.7%減)と落ち込んだ。
原油市況の下落に伴い燃油コストは低下したものの、国内線が4月に発生した熊本地震の影響などにより低調だったほか、国際線も欧州で発生したテロの影響が旅客数の伸びを鈍化させた。貨物事業も国内需要が弱含みに推移し、国際貨物も輸出重量は拡大したものの、円高デメリットや、中国を中心とする需給環境の悪化が単価下落につながった。
しかし、株価は8月に入り急な調整を入れており前日に年初来安値をつけていたこともあって、目先買い戻しが優勢となっている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
原油市況の下落に伴い燃油コストは低下したものの、国内線が4月に発生した熊本地震の影響などにより低調だったほか、国際線も欧州で発生したテロの影響が旅客数の伸びを鈍化させた。貨物事業も国内需要が弱含みに推移し、国際貨物も輸出重量は拡大したものの、円高デメリットや、中国を中心とする需給環境の悪化が単価下落につながった。
しかし、株価は8月に入り急な調整を入れており前日に年初来安値をつけていたこともあって、目先買い戻しが優勢となっている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)