JALが軟調、原油市況安の長期化見通しはポジティブ材料
JAL<9201>が売り買い交錯もやや軟調。同社株は原油市況が下落すれば原燃料費が低下し収益面で追い風になることから、原油先物価格の動向と株価は基本的に逆相関関係にある。前日は急伸したが、きょうはWTI原油先物価格上昇で目先利益確定の売りが出た。ただ、下値に対しても頑強だ。国際エネルギー機関(IEA)が22日公表した中期石油市場リポートで、原油は2016年も110万バレルの供給過剰が続くと予想、価格低迷が長期化する可能性を示唆しており、同社にとっては低コスト環境が続く公算が大きい。
また、「自己資本を60%に引き上げた後は、株主還元や設備投資を優先していく構えをみせていることも評価材料」(国内証券情報部)という。羽田―米国線の増枠も追い風となりそうだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
また、「自己資本を60%に引き上げた後は、株主還元や設備投資を優先していく構えをみせていることも評価材料」(国内証券情報部)という。羽田―米国線の増枠も追い風となりそうだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)