東祥が3連騰し最高値を更新、引き続き今期業容拡大、経常最高益更新予想を買う動きに弾みが付く
東祥<8920>が上げ幅を拡大し3連騰で4日に付けた最高値を更新。1月29日取引終了後に発表した2016年3月期の連結業績見通し修正で、売上高を従来予想の182億円から前期比12.5%増の190億円に、営業利益を48億円から23.1%増の53億円に増額した事が材料視され、今月1日に大幅高に買われた。その後、利益確定売りに上値は抑えられる格好となるなかも、見直し買いなどが続き下値を切り上げてきたことから、買い方に弾みが付いたようだ。
健康志向の高まるなかを主力のスポーツクラブ事業で会員数を伸ばしており、新規出店や女性向けのサービス拡充もあり客単価も上昇。ホテル事業ではインバウンド需要増もあり宿泊需要の好調が続いている。前期スタートの連結決算では今期2ケタ増収増益予想、単独では5期連続経常利益最高更新予想にある。増収に伴う利益の増加に加え、原油価格の低下に伴う水道光熱費等の減少が利益を押し上げる。17年3月期も広告宣伝を強化するなどして会員を増やし、増収増益を確保する構えだ。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)
健康志向の高まるなかを主力のスポーツクラブ事業で会員数を伸ばしており、新規出店や女性向けのサービス拡充もあり客単価も上昇。ホテル事業ではインバウンド需要増もあり宿泊需要の好調が続いている。前期スタートの連結決算では今期2ケタ増収増益予想、単独では5期連続経常利益最高更新予想にある。増収に伴う利益の増加に加え、原油価格の低下に伴う水道光熱費等の減少が利益を押し上げる。17年3月期も広告宣伝を強化するなどして会員を増やし、増収増益を確保する構えだ。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)