三菱UFJが反落、戻り売り浴び500円大台攻防再び
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が戻り売りを浴び5日ぶり反落、フシ目の500円大台近辺で売り買いを交錯させている。世界的な金利低下の流れのなか、運用環境の厳しさを背景に4月下旬から大口の売りが続き株価水準を大きく切り下げてきた。直近は、米10年債利回りが再び2.4%台を下回ってきたことで、米国事業の運用利ザヤ低下への警戒感が強い。同社の19年3月期最終利益は前の期比12%減の8726億円と2ケタ減益と低調、1~3月期については市場コンセンサスを大きく下回る状況で、先行きに対する不透明感も強い。配当利回りは5%近いものの、決算発表に合わせ期待されていた自社株買いが見送られるなど、業績低迷が株主還元姿勢にも影響している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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