クレディ・スイス証券の一般消費財セクターのリポートでは、インバウンド銘柄は10月以降の免税サービス開始一巡を背景に、決算発表後「好材料出尽くし」という見方から短期株価調整リスクがあると指摘。16年から事業展開が本格化する見込みの日本の市中免税店やアジア圏の越境ECが次期カタリストとの見方で、ストロングブランドを持つ日系メーカーに十分勝算はあると解説。
アジア圏のマクロ悪化懸念に関係無く、安定的な消費拡大恩恵が見込める企業に強気の見方を継続して、個別では、コーセー<
4922>をトップピックに、ライオン<
4912>、ポーラ・オルビスホールディングス<
4927>、ピジョン<
7956>、花王<
4452>の順で選好。中小型銘柄では、PALTAC<
8283>とオカモト<
5122>、食品ではカルビー<
2229>に注目している。
《MK》
株探ニュース