三菱UFJモルガン・スタンレー証券の商社セクターのリポートでは、総合商社セクター株価がTOPIXに対してアウトパフォームになりにくい要因として、17年3月期以降の配当見通しの信頼度低下、高配当利回りセクターとして配当権利確定の季節性、原油価格低迷期間の長期化、資源会社の資金繰り問題を指摘。
個別では、株主還元強化が期待しやすい中期経営計画のタイミングなどから三菱商事<
8058>と丸紅<
8002>を「オーバーウエイト」で推奨。商社セクターのファンダメンタルズ見通し「ニュートラル」とセクターレーティング「強気」を継続している。
《MK》
株探ニュース