ムトー精工、前期経常を一転赤字に下方修正、配当も8円減額

ータイランドの立ち上げの遅延に伴う収支の悪化により、営業利益、経常利益とも赤字となる予定です。　当期純利益につきましては、ムトー精工(株)及び連結子会社であるタチバナ精機(株)の収益性が低下したため「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失を1,862百万円計上することにより前回予想を大幅に下回る見込みでございます。　また、個別財務諸表におきまして、当社が保有する連結子会社ムトータイランドの出資金について、同社の純資産が下落したため、関係会社出資金評価損を698百万円計上いたしますが、連結財務諸表に与える影響はございません。

　　当社では、連結一株当たりの利益の20%、また、安定配当として一株につき16円の年間配当をすることを基本方針としておりましたが、業績予想の修正等に記載いたしましたとおり、特別損益に減損損失を計上することにより大幅な当期純損失となり、誠に遺憾ながら期末配当を見送らせて頂くことになりました。　今後につきましては、速やかに復配できるよう業績向上に邁進していく所存であります。特別損失の計上について　平成28年3月期会計期間（平成27年4月1日～平成28年3月31日）において、収益性の低下により固定資産の減損の対象となったムトー精工(株)及びタチバナ精機(株)それぞれ1,838百万円、24百万円、合計1,862百万円の減損損失を計上する見込みとなりました。　また、ムトータイランドの平成28年3月までの欠損金が時価ベースの純資産額の50%を超えてくる見込みのため、関係会社出資金評価損698百万円を、個別の財務諸表に計上する見込みです。　　　（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。