貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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7735 スクリン

東証P
15,445円
前日比
-2,155
-12.24%
PTS
15,585円
23:55 05/10
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.8 4.03 1.45 8.87
時価総額 15,691億円
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スクリンが大幅続伸し4ヵ月ぶりに週足長期線プラスかい離を回復、上期経常大幅増益を買う

 SCREENホールディングス<7735>が大幅続伸し4ヵ月ぶりに52週移動平均線を回復してきた。一時、805円まで上げ幅を伸ばし6月26日以来の800円台回復場面もあった。5月安値からの反騰相場が新たな展開に入ったといえそうだ。9日に発表した2015年4~9月期連結決算は半導体製造装置の販売が好調に推移。経常利益が前年同期比62%増の106.19億円と大幅増となったことが買いを誘っている。ただ、買い一巡後は利益確定売りなどで上値の重い動きに・・。

 半導体業界では、スマートフォンやデータサーバー需要増からメモリーメーカーの設備投資が堅調に推移しているうえ、IoT関連の電子機器需要増もあり、200mm以下のウエハ対応の装置市場での需要も拡大の動きが見られた。半導体製造装置は国内や台湾向けに販売が増加した。半導体事業の売上高は8.2%増の819.9億円、営業利益は26.7%増の79.18億円と伸びた。

 GP事業では、印刷関連機器は国内の需要回復の動きが続いた。POD製造装置の市場浸透を推進したことや為替の円安推移もあり売上高が増加。プリント基板関連機器は主力の直接描画装置の売上増もあり部門売上高は前年同期比15.0%増の313.62億円と2ケタ増となった。ただ、研究費・人件費など固定費が増加したことや製品構成の変化などもあり同事業の部門営業利益は7.2%減の17.76億円と減少した。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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