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7521 ムサシ

東証S
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.2 0.42 2.00
時価総額 143億円
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決算発表予定日

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ムサシ Research Memo(6):2023年3月期の売上高は微増予想だが、営業利益は17.3%増予想


■今期の見通し

ムサシ<7521>の2023年3月期通期の連結業績は、売上高36,294百万円(前期比0.2%増)、営業利益2,048百万円(同17.3%増)、経常利益2,107百万円(同14.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,399百万円(同42.5%増)と予想されており、期初予想(売上高35,442百万円、営業利益1,157百万円)からは大幅に上方修正された。

連結セグメント別売上高は、情報・印刷・産業システム機材が20,506百万円(前期比0.3%増)、金融汎用・選挙システム機材が6,719百万円(同7.3%減)、紙・紙加工品が8,798百万円(同6.8%増)、不動産賃貸・リース事業等が270百万円(同1.5%減)と予想されている。設備投資額は、256百万円(前期772百万円)、減価償却費436百万円(同421百万円)と通常のレベルへ戻る予定となっている。

サブセグメント別(単体ベース)の見通しでは、情報・産業システム機材の売上高は8,659百万円(同4.4%減)と減収予想だが、注力しているメディアコンバート事業は引き続き拡大が予想され、売上高は5,849百万円(前期比8.9%増)が見込まれている。印刷システム機材では、レーザー加工機などの拡販に注力して、売上高は9,069百万円(同1.2%増)を見込んでいる。

主力の選挙システム機材では、下期に大型選挙がないことから通期の売上高は5,433百万円(同11.0%減)と減収が予想されている。金融汎用システム機材では、2024年に新紙幣が発行されることから、紙幣関連機器は買い控えにより低調に推移する見通しだが、汎用システム(金融機関向け以外)の増加が見込めることから売上高は1,204百万円(同14.4%増)を見込んでいる。紙・紙加工品については、堅調な需要が見込まれる紙器用板紙の拡販に注力することで増収を確保し、売上高は4,986百万円(同7.3%増)を見込んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《NS》

 提供:フィスコ

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