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7378 アシロ

東証G
737円
前日比
-1
-0.14%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
205 2.68 2.91
時価総額 54.2億円

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アシロ---2Qは2ケタ増収、売上高の通期業績予想を上方修正


アシロ<7378>は14日、2023年10月期第2四半期(22年11月-23年4月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比45.6%増の14.86億円、営業利益が同60.2%減の1.20億円、税引前利益が同61.4%減の1.16億円、四半期利益が同75.2%減の0.51億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同68.1%減の0.66億円となった。なお、2025年10月期に売上収益55.00億円、営業利益11.00億円の達成を主な目標とする中期経営計画を策定しており、そのための施策として当期を中長期的な成長のための投資を積極化させる「成長投資期間」と位置付けていることから、各段階利益に関しては前年同期比減益となっている。

リーガルメディア関連事業について、リーガルメディアの掲載枠数及び掲載顧客数の増加に伴う掲載料収入等の増加に加えて、中長期的なユーザー数の安定的な確保を目的としたブランディング施策として、「弁護士ナビシリーズ」から「ベンナビ」へサイト名を含めてリブランディングを実施した。また、派生メディアにおいては転職メディア「キャリズム」の案件数が増加し、また新たにビッコレの事業が加わる等した結果、売上収益は前年同期比44.0%増の13.91億円、セグメント利益は同0.4%減の4.42億円となった。なお、リーガルメディアの売上収益は同30.8%増の8.92億円、営業利益は同5.7%増の3.15億円となった。また、派生メディアの売上収益は同75.7%増の4.99億円、営業利益は同12.9%減の1.27億円となった。

HR事業について、当第2四半期累計期間においては、今後の成長に向けた体制強化を進めたことにより大幅に人員数が増加した。売上収益、営業利益については、人材紹介サービスの登録者数並びに成約者数が順調に増加したことで、売上収益は同17.1%増の0.63億円、セグメント損失は0.44億円(前年同期は0.24億円の利益)となった。

保険事業について、2022年4月28日に株式の追加取得により連結子会社化し、第7期第3四半期より損益計算書の連結を開始したアシロ少額短期保険にて少額短期保険業を営んでいる。売上収益は0.30億円、セグメント損失は0.67億円となった。

2023年10月期通期については、同日、連結業績予想の売上収益について、上方修正を発表した。売上収益が前期比43.8%増(前回予想比10.7%増)の31.67億円とし、利益面については今期を成長投資期間と位置付けていることから営業利益が同83.5%減の0.80億円、税引前利益が同84.2%減の0.75億円、当期利益が同97.9%減の0.07億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同90.5%減の0.33億円と据え置いている。

《AS》

 提供:フィスコ

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