三菱自、国内大手証券は目標株価を５００円へ引き下げも、割安感ないとの見方

　三菱自動車工業<7211>が続落。２５日移動平均線を下値サポートとして推移している。

　大和証券は、同社の１７年３月期第１四半期の連結営業利益４６億１９００万円について、内容は想定以上とリポートで紹介。燃費不正影響のみならず、エアバッグなどの品質費用１３５億円も計上しての営業黒字確保であるとしたうえで、為替差損もコスト削減などで緩和できており、仮に品質費用を除けば、前年同期並の営業利益を確保したと試算。

　目標株価は９５０円から５００円へ引き下げ。ただ、日産自動車<7201>への株式割当考慮後の試算で割安感はないとの見方で、投資判断は「３」（中立）を継続している。
《ＭＫ》

株探ニュース

最終更新日：2016年07月29日 14時24分