前半戦速報、利益成長【青天井】銘柄リスト 19社選出 <GW特集>
本特集では、2日までに発表された決算の中で、17年1-3月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益が“青天井”状況になっている銘柄に注目してみた(5月2日現在)。本決算月にかかわらず、17年1-3月期(3ヵ月決算)に経常利益が全四半期ベースで過去最高益を上振れて更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益見通しを示している19社を選び出し、1-3月期の過去最高益の上振れ率が大きい順に記した。
上振れ率トップのエヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート <3850> [東証M]は主力のパッケージソフト事業で業務プロセス改善製品の上位モデルの販売が大きく伸び、1-3月期(第4四半期)の経常利益は四半期ベースの過去最高益を47.1%も上回る3.3億円に拡大して着地。併せて発表した18年3月期の同利益は、前期比19.0%増の6億円と3期連続最高益更新を見込む。2位のコムチュア <3844> はクラウド導入支援に加え、ビッグデータやフィンテックといった金融関連案件の受注増加で、4四半期ぶりに過去最高益を更新した。
3位のモバイルファクトリー <3912> [東証M]は主力の位置情報連動ゲーム「ステーションメモリーズ!」の好調継続で課金収入が伸びた。4位のペッパーフードサービス <3053> [東証2]は立ち食い店「いきなり!ステーキ」事業が出店拡大やキャンペーン効果で収益が急拡大した。同社は1-3月期(第1四半期)の業績好調を踏まえ、17年12月期の経常利益を上方修正し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしている。5位のマクニカ・富士エレホールディングス <3132> は半導体需要の回復やセキュリティ製品の販売好調に、円安効果が加わり、5四半期ぶりの最高益更新を果たした。
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 1-3月期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER
<3850> NTTDイン 47.1 331 225 19.0 600 504 16.0
<3844> コムチュア 40.4 605 431 10.2 1700 1542 16.4
<3912> モバファク 40.1 227 162 22.3 747 611 24.8
<3053> ペッパー 34.4 574 427 38.1 1344 973 31.2
<3132> マクニカ富士 27.6 4229 3313 8.1 11000 10176 13.8
<7148> FPG 24.6 5224 4191 8.7 12936 11906 11.0
<1959> 九電工 24.0 13775 11105 15.0 37000 32187 10.1
<7466> SPK 17.6 629 535 6.5 1860 1746 10.3
<8096> 兼松エレク 16.3 3526 3031 2.5 8700 8484 16.2
<3769> GMO-PG 13.7 1261 1109 23.6 4673 3780 75.6
<8035> 東エレク 13.2 61857 54620 25.1 216000 172713 14.9
<6923> スタンレー 10.4 14814 13422 3.1 50400 48896 17.1
<3137> ファンデリー 9.8 191 174 10.4 680 616 23.6
<2139> 中広 6.5 214 201 3.9 510 491 14.3
<4684> オービック 6.1 8918 8404 4.2 33600 32246 22.6
<4775> 総合メデカル 3.5 2303 2226 8.9 7016 6440 16.6
<2152> 幼児活動研 3.1 303 294 3.2 1050 1017 9.7
<9422> コネクシオ 2.7 3160 3078 0.5 10100 10046 12.4
<3064> モノタロウ 2.2 2698 2640 22.0 11607 9514 56.9
※ 2016年1月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
株探ニュース
上振れ率トップのエヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート <3850> [東証M]は主力のパッケージソフト事業で業務プロセス改善製品の上位モデルの販売が大きく伸び、1-3月期(第4四半期)の経常利益は四半期ベースの過去最高益を47.1%も上回る3.3億円に拡大して着地。併せて発表した18年3月期の同利益は、前期比19.0%増の6億円と3期連続最高益更新を見込む。2位のコムチュア <3844> はクラウド導入支援に加え、ビッグデータやフィンテックといった金融関連案件の受注増加で、4四半期ぶりに過去最高益を更新した。
3位のモバイルファクトリー <3912> [東証M]は主力の位置情報連動ゲーム「ステーションメモリーズ!」の好調継続で課金収入が伸びた。4位のペッパーフードサービス <3053> [東証2]は立ち食い店「いきなり!ステーキ」事業が出店拡大やキャンペーン効果で収益が急拡大した。同社は1-3月期(第1四半期)の業績好調を踏まえ、17年12月期の経常利益を上方修正し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしている。5位のマクニカ・富士エレホールディングス <3132> は半導体需要の回復やセキュリティ製品の販売好調に、円安効果が加わり、5四半期ぶりの最高益更新を果たした。
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 1-3月期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER
<3850> NTTDイン 47.1 331 225 19.0 600 504 16.0
<3844> コムチュア 40.4 605 431 10.2 1700 1542 16.4
<3912> モバファク 40.1 227 162 22.3 747 611 24.8
<3053> ペッパー 34.4 574 427 38.1 1344 973 31.2
<3132> マクニカ富士 27.6 4229 3313 8.1 11000 10176 13.8
<7148> FPG 24.6 5224 4191 8.7 12936 11906 11.0
<1959> 九電工 24.0 13775 11105 15.0 37000 32187 10.1
<7466> SPK 17.6 629 535 6.5 1860 1746 10.3
<8096> 兼松エレク 16.3 3526 3031 2.5 8700 8484 16.2
<3769> GMO-PG 13.7 1261 1109 23.6 4673 3780 75.6
<8035> 東エレク 13.2 61857 54620 25.1 216000 172713 14.9
<6923> スタンレー 10.4 14814 13422 3.1 50400 48896 17.1
<3137> ファンデリー 9.8 191 174 10.4 680 616 23.6
<2139> 中広 6.5 214 201 3.9 510 491 14.3
<4684> オービック 6.1 8918 8404 4.2 33600 32246 22.6
<4775> 総合メデカル 3.5 2303 2226 8.9 7016 6440 16.6
<2152> 幼児活動研 3.1 303 294 3.2 1050 1017 9.7
<9422> コネクシオ 2.7 3160 3078 0.5 10100 10046 12.4
<3064> モノタロウ 2.2 2698 2640 22.0 11607 9514 56.9
※ 2016年1月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
株探ニュース