UBS証券の為替感応度のリポートでは、12月に米国利上げが実施されると予想。米国金利の上昇は日米金利差の拡大によりさらなる円安をもたらす可能性があるとの見方で、短期的なリスクオフとなれば日銀が動く可能性もあると解説。利上げの延期は足元織り込まれている新興国へのネガティブインパクトが多少緩和されることから、小幅に円安方向へ進むとみて、利上げが12月に実施された場合、短期はリスクオフによる円高、2016年初は円安基調による外需シクリカルリバーサルを想定。
円安恩恵銘柄として、アルプス電気<
6770>、村田製作所<
6981>、日産自動車<
7201>、日本郵船<
9101>を挙げている。
《MK》
株探ニュース