シャープ---連日の急落、引き続き大規模な希薄化を嫌気
シャープ<6753>は連日の急落。引き続き、大規模な希薄化を嫌気する展開になっている。希薄化は普通株式のみで194%、優先株を含めると245%になる。こうした希薄化や構造改革に伴う今後の減損損失発生などを織り込むと、PBR水準などには依然として割高感との見方。また、鴻海では、約3500億円の偶発負債の精査を行っているため、正式契約の調印を遅らせると伝わっている。過去に鴻海では出資を見送った経緯などもあり、警戒視する向きもあるようだ。
《FA》
提供:フィスコ