貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6723 ルネサス

東証P
2,539.5円
前日比
+5.5
+0.22%
PTS
2,569円
23:57 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
2.06 23.81
時価総額 47,504億円
比較される銘柄
パナHD, 
日立, 
三菱電

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<動意株・20日>(大引け)=Jティッシュ、リンクバル、ワークマンなど

 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>=後場に入ってストップ高。同社は午後1時、角膜上皮幹細胞疲弊症の治療を目的とした、自家培養角膜上皮(開発名:EYE―01M))の製造販売承認申請を厚生労働省に行ったと発表した。この申請は、眼科医療機器メーカーのニデック(愛知県蒲郡市)からの委託を受けて実施したもので、眼科領域の再生医療等製品では国内初の申請となる。「EYE―01M」は、患者自身の角膜組織の輪部から角膜上皮幹細胞を採取してシート状に培養したもので、これを移植することにより角膜上皮を再建させ、視力、その他臨床症状(眼痛、異物感、流涙、乾燥感など)を改善させることを目的としているという。

 リンクバル<6046>=一時ストップ高。同社は19日の取引終了後、立会外分売を実施することを発表。20日に97万株を分売値段905円で実施した。東証マザーズに上場する同社は東証1部市場への市場変更を行う準備を進めており、近々、東証への申請を予定している。今回の立会外分売は、市場変更の形式要件の充足を図るとともに、同社株式の分布状況の改善および流動性向上を目指すことを目的としている。

 ワークマン<7564>=大幅続伸。同社の株価が遂に未踏の1万円大台乗せを果たした。作業服販売チェーン大手で、作業服で培った機能性を生かしたカジュアル衣料に展開、プライベートブランド(PB)商品が好調で収益に寄与している。店舗併設により高機能ウエアの新業態「ワークマンプラス」の積極出店を推進しており、これも新たな評価のポイントとなっている。なお、2月の全店売上高は前年同月比14%増と好調を継続している。

 キャリアデザインセンター<2410>=6日ぶり急反発。同社は求人広告サイトや人材紹介などを手掛けるが足もとの業績は好調、19日取引終了後、19年9月期の第2四半期連結業績予想の修正を発表。売上高を57億8600万円から58億2100万円(前年同期比11.3%増)へ、営業利益を2億6400万円から3億1700万円(同17.4%減)へ、最終利益を1億8200万円から2億600万円(同17.6%減)へそれぞれ増額しており、これを好感する買いを呼び込んでいる。IT派遣事業の売上高が計画を上回る推移を示しているほか、メディア情報事業は、前期に売上高の伸びが鈍化したものの、2019年1月より実施している広告宣伝キャンペーンが順調に推移したことが寄与した。利益面ではコスト抑制努力も反映された。

 日本コークス工業<3315>=大幅高。同社は19日取引終了後、19年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1260億円から1210億円(前期比9.8%増)へ減額したものの、営業利益を63億円から69億円(同97.4%増)へ、最終利益を28億円から30億円(同37.7%減)に上方修正しており、これを好感する形で短期資金が流入している。更に、発行済み株式数の1.69%にあたる500万株、4億9000万円を上限に、今朝の東証の立会外取引で自社株買いを実施することを発表しており、これも株価の刺激材料となった。

 ルネサスエレクトロニクス<6723>=大幅高で3日続伸。同社は車載用マイコンなど半導体の大手だが、中国での自動車向けや工作機械向け需要の急減を背景に、国内外13工場で生産停止に踏み込むと伝わったことで株価を大きく下落させた経緯がある。しかし、空売りも膨らんでおり直近の信用倍率は0.84倍と売り長。更に外資系機関投資家などの貸株調達による空売りも入っているとみられ、足もとはその買い戻しが顕在化しているもよう。半導体需要は依然として警戒感が強いが、既に大底を入れたとの見方もある。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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