サンケン電が年初来安値、第1四半期6億200万円の最終赤字を嫌気
サンケン電気<6707>が急落、一時前日比96円安の585円まで売られ年初来安値を更新した。同社は6日の取引終了後、16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は361億9800万円(前年同期比1.1%減)、営業利益は1億9800万円(同88.0%減)、最終損益は6億200万円の赤字(同7億5600万円の黒字)と最終赤字となり、これを嫌気している。PS事業では、携帯電話を中心とした民間通信設備の大型投資が一巡したことにより関連電源製品の販売が大幅に減少、5月に導入した新基幹システム関連経費の増加も利益を圧迫している。
通期業績は売上高1720億円(前期比7.0%増)、営業利益130億円(同16.1%増)、最終利益81億円(同2.0%増)と従来見通しを据え置いた。
サンケン電の株価は9時45分現在589円(▼92円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
通期業績は売上高1720億円(前期比7.0%増)、営業利益130億円(同16.1%増)、最終利益81億円(同2.0%増)と従来見通しを据え置いた。
サンケン電の株価は9時45分現在589円(▼92円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)