サクサは反落、１９年３月期の決算発表を延期

　サクサホールディングス<6675>は反落。７日の取引終了後、子会社サクサプレシジョンにおいて不適切な会計処理が行われていた可能性があることが判明したのに伴い、１０日に予定していた１９年３月期の決算発表を延期すると発表したことが嫌気されている。

　サクサプレシジョンにおいて、売り上げの不適切な会計処理が判明したことに加えて、従業員による実態のない取り引きへの支払いや実態のない発注を行うことによる資金還流の可能性があることが判明したという。これを受けてサクサホールディングスでは、利害関係のない外部の専門家を中心にした社内調査委員会を設置し、調査を進めるとしている。なお、現時点では１９年３月期の損益に重要な影響は与えない見込みという。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）