信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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6620 宮越ホールディングス

東証P
1,150円
前日比
+28
+2.50%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
102 1.82
時価総額 460億円
決算発表予定日

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<動意株・21日>(大引け)=宮越HD、土屋HD、リンクバル、そーせいなど

 宮越ホールディングス<6620>=上げ足強め3日続伸。年初来高値を更新し新値街道に復帰した。同社株は前週末14日にストップ高に買われた後、ひと押し入れて買い直される展開となっており、上値指向の強さを際立たせている。同社は中国の不動産開発事業を展開しているが、商業施設の開発を行っており住宅関連とは一線を画している。市場筋によると「中国の不動産価格の下落が取り沙汰されているが、価格正常化へのプロセスであり、当局サイドからすれば半ば確信犯的なもの。行き過ぎた場合には中国政府の政策的な支えが見込める」(中堅証券マーケットアナリスト)という指摘がある。同社にとっては不動産開発コストの低下につながることで、現状はむしろ追い風とみられている。そうしたなか、前週に同社が参画する深セン再開発プロジェクトにおいて、深セン市側から開発の草案が示されたということが物色人気の背景にあるようだ。プロジェクトの進捗を材料視する買いが継続的に流入している。

 土屋ホールディングス<1840>=上値追い鮮明。今月4日に大口買いで急動意をみせ、6日にはザラ場250円まで駆け上がり年初来高値をつけたが、その後は調整を入れていた。しかし、今週に入ってから買い直される展開となっている。訪日外客数が拡大の一途となるなか、観光地として北海道は大人気で、札幌市などの主要都市では中期的に不動産市場も活性化する可能性が高い。更に、千歳市には日の丸半導体新会社「ラピダス」の最先端半導体の大規模生産工場が建設される予定にあり、住宅需要も喚起されるとの見方が強まっている。北海道を地盤とする住宅会社で道内の売り上げが7割を占める同社にとって追い風が意識されやすい。PBRが0.5倍近辺で割安感が強いことも物色人気を後押ししている。

 リンクバル<6046>=急速人気で一気に年初来高値を更新。同社は20日、人工知能(AI)を活用して自然言語処理と集合論を応用したイベント情報の名寄せ技術を開発したと発表した。同技術は、イベントを説明するテキストデータから企画内容が同一と思われるイベント同士を高精度で名寄せするというもの。この発表を材料視する見方が徐々に広がり、きょう後場に入って同社株は一気に上げ足を強めた。

 そーせいグループ<4565>=大幅反発。20日の取引終了後、スイスの医薬品企業イドルシア社から日本法人、韓国法人の2社の全株式を取得し、子会社化すると発表。業績貢献への期待から買いを集めている。今回の買収には、脳血管れん縮発症抑制薬「ピヴラッツ(一般名クラゾセンタン)」を含む、イドルシア社が保有するパイプラインに関する日本とアジア・パシフィック地域(中国除く)における権利を取得することが含まれる。買収資金約650億円は手元現金250億円と、みずほ銀行を借入先とする借入期間7年で低利の長期借入金400億円によって充当する。

 Genky DrugStores<9267>=急反発で年初来高値を更新。20日の取引終了後、集計中の23年6月期連結業績について、売上高が従来予想の1680億円から1690億5900万円(前の期比9.3%増)へ、営業利益が58億円から67億1000万円(同18.2%増)へ、純利益が39億円から47億6500万円(同7.8%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。既存店売上高が想定以上に伸長したことに加えて、食品の鮮度管理向上で廃棄を抑制できたことや、全社的なコストコントロールにより販管費が抑制されたことが要因としている。

 gumi<3903>=動意。同社は20日、スマートフォン向け本格シミュレーションRPG「アスタータタリクス(アスタタ)」のリリース日が8月28日に決定したと発表。これを受けて期待感が高まるかたちとなっているようだ。このゲームは、同社のスタジオ「Studio FgG」が開発をし、事業パートナーとしてアニプレックス(東京都千代田区)が参画。事前登録者数は25万人を突破しているという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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