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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6614 シキノハイテック

東証S
2,338円
前日比
+19
+0.82%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
24.1 4.34 0.64 4.08
時価総額 103億円
比較される銘柄
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<動意株・14日>(大引け)=ゼンショHD、三井松島HDなど

 ゼンショーホールディングス<7550>=満を持して大陽線で切り返す。株価は前週末まで8日連続安と下値模索の動きを強めていた。前週末11日取引終了後に発表した、23年3月期上期(22年4~9月)の決算は売上高が前年同期比19%増の3757億2400万円、最終利益が同14%増の73億5800万円といずれも2ケタ伸長を達成した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響が一巡し、牛丼店の「すき家」や回転ずしの「はま寿司」などが好調で収益を押し上げた。これを評価する形で見直し買いが入った。信用取組は買い残が枯れた状態にあるなか、大幅に売り長で直近信用倍率は0.13倍。また、日証金では株不足に伴い逆日歩がついており、買い戻しによる株価浮揚効果も働いている。

 三井松島ホールディングス<1518>=もみ合い上放れ。同社は前週末11日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の232億円から310億円(前期比3.7倍)に大幅増額しており、これが株価を強く刺激する格好となった。石炭価格の上昇による収益上乗せ効果が会社側の想定を上回る。なお、好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当を従来計画の230円から270円(前期実績は80円)に大きく上乗せすることもサプライズとなった。これにより配当利回りは前週末終値換算で10%近くに達している。

 シキノハイテック<6614>=上値追い鮮烈で底値圏離脱を明示。同社は自動車業界向けを中心に半導体検査装置の開発や、LSI設計・開発などに展開。パワー半導体の設計で強みを有し、カメラモジュール及び画像処理システムの開発・製造でも実績が高い。前週末11日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4~9月)決算は営業利益が前年同期比81%増の2億3600万円と拡大しており、業績成長力が改めて見直され買いを誘導している。スマートフォンやパソコン向けで需要減速が指摘される半導体だが、車載向けや5G関連、産業機器分野などへの需要は高水準で同社の収益を後押ししている。

 アシックス<7936>=マド開け急伸。前週末11日の取引終了後に22年12月期業績予想の上方修正を発表。売上高を4600億円から4800億円(前期比18.8%増)へ、営業利益を270億円から340億円(同54.9%増)へ増額しており、これを好感した買いが入っている。ランニングシューズを展開するパフォーマンスランニング部門が中華圏やオセアニア地域で好調なほか、競技用シューズを手掛けるコアパフォーマンススポーツ部門も好調に推移する見通し。同時に発表した1~9月期決算は、売上高が3630億6800万円(前年同期比12.7%増)、営業利益が360億5100万円(同0.7%増)だった。

 ホットリンク<3680>=大幅高で6日続伸。SNSを活用したマーケティング支援ビジネスを手掛け、コンサルティングやマーケティングなど各領域のスペシャリストを揃えたデータ分析なども強みに、企業の販促需要を捉えている。前週末11日取引終了後、22年12月期業績予想の修正を発表した。営業利益は従来計画の1億6100万円から12億3700万円(前期比3.5倍)に大幅増額、過去最高利益も大きく更新する見通し。中国向けでは越境EC市場の拡大もあって需要回復が顕著となっているほか、国内もSNS広告やSNS運用コンサルティングが好調に推移して利益を押し上げた。これがポジティブサプライズとなって投資資金を呼び込んでいる。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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